2番目ではダメ、なんです

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かつて民主党のある議員が発言した「2番目ではダメなんですか?」という台詞は様々なところで波紋を広げました。科学技術の分野におけるスーパーコンピューターの計算速度に関して言及したこのコメントは、多くの場面で引用され、結果的にはマイナス要素として今も取り上げられています。

最近まで記憶の彼方に追いやられたこの言葉を思い出すきっかけとなったのが、とあるテレビでの解説でした。
それは、2位では人の心には残らないというもの。人の心に残らない場合致命的なのがマーケティングの分野でしょう。懸命に認知度を高めようとしても、業界内で1位でないということは大きなハンデとなってしまうのです。

解説では、まず始めに「日本で一番高い山は?」という質問から始まります。これは誰でも富士山と答えることができるでしょう。その次の質問は、「日本で2番目に高い山は?」というもの。正解は北岳なのですが、おそらく山に詳しい人でないとさらりと答えるのは難しいのではないでしょうか。

このように、2番目の認知度は1番目よりも一気に下がることが多いといいます。事実として清涼飲料水についても、シェア1位の商品はずっとそれを守り続け、それよりも新規性を打ち出した後発の商品は非常に厳しい戦いを強いられることになるそうです。一方で1位の側に立っても、2位との差がいつ縮まるか分からないため、懸命にキープする努力が求められます。

そういう厳しい戦いが様々なところで繰り広げられていることを思いながら、商品やサービスを手に取ってみると面白いのではないでしょうか。


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