今回は播磨に残った反信長勢力が次々と破れていく様子をさっくりと描いています。三木城の兵糧攻めは世に知られた残酷な場面だと言うことで、上月城以上のもの凄い様子が映し出されるのかと思っていたのですが、兵士が飢えに苦しんでいる様子は1場面のみで、その後は別所が降伏を受け入れて敗れ去っていくところにあっさりと突入します。これによってほとんど播磨が平定されるという大事なシーンなのですが、このあっさり感がちょっと残念でなりません。
それよりは長い時間を割いてくれたのが、小寺政職でした。御着城での家臣からの裏切りは簡単に描かれているのですが、黒田家に捉えられてからはじっくりと時が進んでいきます。官兵衛は結局のところ小寺政職を切ることなく逃すのですが、この事で元とはいえ殿を切ることなどできないという情に厚い人物であるということを印象づけることができたと思います。さらに、そのことを表だって言うことはなく、ただ切ることができなかったとだけ語っていることもプラス要因でしょう。こうして、官兵衛は播磨の地を平定し安定した時を迎えることになります。
それとは裏腹にちらちたと登場しているのが明智光秀。ことある毎に表情が映し出され、納得がいっていない難しい表情をしていることからも、完全なフラグであるといえます。ここまで露骨な態度を繰り返されると、見ている方としてはちょっとやり過ぎ感を感じてしまうのですが、このフラグが生きてくるのはもう少しだけ後になりそうです。その時を楽しみにしたいと思います。
◆官兵衛紀行◆
兵庫県姫路市
- 播磨国総社 射楯兵主(いたてひょうず)神社
それよりは長い時間を割いてくれたのが、小寺政職でした。御着城での家臣からの裏切りは簡単に描かれているのですが、黒田家に捉えられてからはじっくりと時が進んでいきます。官兵衛は結局のところ小寺政職を切ることなく逃すのですが、この事で元とはいえ殿を切ることなどできないという情に厚い人物であるということを印象づけることができたと思います。さらに、そのことを表だって言うことはなく、ただ切ることができなかったとだけ語っていることもプラス要因でしょう。こうして、官兵衛は播磨の地を平定し安定した時を迎えることになります。
それとは裏腹にちらちたと登場しているのが明智光秀。ことある毎に表情が映し出され、納得がいっていない難しい表情をしていることからも、完全なフラグであるといえます。ここまで露骨な態度を繰り返されると、見ている方としてはちょっとやり過ぎ感を感じてしまうのですが、このフラグが生きてくるのはもう少しだけ後になりそうです。その時を楽しみにしたいと思います。
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