平清盛 第16回「さらば父上」

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とうとう、平氏にとって大きな転換点となる場面がやってきます。今回はそのことが最初から最後まで気になって色々なシーンが出てきましたが、あまり頭に入ってこなかったように思えます。その重要なシーンはやはり最後にやってくるのですが、まずは心を落ち着けるためにそれまでのシーンを思い出してみようと思います。

といっても、平氏そのものの話以外に登場するのは、大きく2つだけ。それが源氏の状況と王家の状況です。まず源氏の状況としては、為義と義朝の関係が段々悪くなっていきます。源氏が藤原摂関家に仕える段階で義朝にとってはいい思いがしないはず。それでも生きていずれ武士の世の中を作るためには、地を這ってでも生きなければならないという為義は、どこかで忠盛に通じるものがありました。それは、歴史的にみると確かに正しい判断であることから、為義は先見の明があったと言えます。

途中に登場する、義朝の子供である頼朝に対して台詞が多いのも、きっと将来的なフラグなんでしょう。今はまだ子供ですが、大きくなって「あのときは、」という台詞と共に平氏に大きな影響を及ぼしていくというシナリオなのでしょう。そのときまでもうちょっと様子を見たいと思います。源氏に光が差すようになるのはまだまだ先なんだなと感じてしまう内容となりました。

もう一つの内容である王家の状況ですが、今回は藤原摂関家の兄弟争いに焦点があてられます。忠通と頼長の兄弟争いは、父親が弟の頼長に傾くことで勝負ありなのですが、兄としてはどうしてもそれが許せずに、美福門院得子に泣きつきます。今まで十分な関係もない鳥羽院と摂関家なので、弱みを見せたらいいように利用されてしまうのが関の山です。家盛の時に摂関家に利用されたのと同様、今回もこのタイミングで頼長の勝ちであることは明白。なんか泥沼の戦いになっていって、見ていて苦しくなってしまいますが、もうちょっと続きそうです。

そんな閉塞感を打ち破ってくれたのが、平氏の状況というのもいつもの構図だったりします。安芸守に任じられた清盛は、国府の官人や嚴島神社の社司・佐伯景弘から歓待を受け、さらに船が盛んに作られている造船の町であることがわかり、可能性が広がることに夢を抱きます。はやくその面白いことを見たいと思うのですが、それはまだ先の話。

その一方で、忠盛は確実に衰えていきます。中井貴一さんも全く衰える様子がないのですが、体はすでに限界だったのでしょう。舞子に昔言われた「夢中に生きていればなぜ生きているのか、なぜ太刀を握っているのかがわかる」という言葉に、まだわからないと嘆きながらも、自分の人生を振り返っては、満足感すら漂っています。きっと心の軸をしっかりと持てたのだと思いますが、それを最後まで告げることはありませんでした。

一族を集め、後継者を清盛とすることを告げます。その後、安芸に戻った清盛に幻影としてあらわれ、亡くなったことがナレーションで示されます。このあたり、なんかあっけなくて思わずぼーっとしてしまいました。残した功績や遺志などをあまり強くメッセージにしなかったのは、何らかの意図があってのことなのか、そうでないのか。自分には分かりませんが、あまりにも清盛にとって偉大であった父・忠盛の最期は、もう少し本人の言葉がほしかったような気がします。

これからは清盛の平氏になりますが、苦労は必至でしょう。どのように乗り越えていくのか、楽しみにしたいと思います。

◆清盛紀行◆
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