平清盛 第4回「殿上の闇討ち」

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とうとう北面の武士として登場することになった清盛は、その集団が自分が思うようなところではないことに気がつきます。必死の思いで王家を支える立場で日々ひたすら精進をしているのかと思いきや、実際には歌合の場におめかしをして出かけ、歌の感想を述べなくてはならない。これを清盛から見れば色目を使っているように見えたのでしょう。実際にはこれはあくまで手段であって、目的ではないことにおそらくあとで気がつくのでしょう。

ここで出会った佐藤義清とは、生涯の友達になるというのをまだこのときには気がつかず、全く逆の雰囲気を持つ演出がうまく効いています。このギャップはうまいですね。直江兼続と石田三成の関係に少し似ているような気もしますが、大きなギャップをもつふたりというのは逆に刺激しあって高見を目指すすばらしい関係にもなれるのかもしれません。松山ケンイチと藤木直人の間合いもいい雰囲気のような気がします。

その清盛の父である忠盛は、着々と昇進に向けて努力をしていました。この理由は後に明らかになりますが王家の犬っっで居続けたくないという強い思いでした。それは清盛(平太)を胸に抱いたときから決意していたもので、まずは自分が強くならなければならない、ということを身をもって密かに実践していたのです。

このうちに秘めた強い思いを、清盛にいい詰められたときにいつでもいうことができたのに、ぐっと黙っていて、ここぞという効果的なタイミングで話すという姿は、本当に魅力ある人物であると思います。中井貴一の演技がものすごくうまく、ドラマ全体を魅力あるものに押し上げています。このあと松山ケンイチさんに引き継ぐのだと思いますが、実際の忠盛も中井貴一も同じように、平家やドラマを最高の状態にして後継者に譲る存在だといえるでしょう。

源為義に斬りつけられる事故を、後に清盛に話す際に「ヒヤヒヤした」と笑いながら茶目っ気たっぷりで話す様子も人間的にすばらしく、魅力あることがわかる一面です。実際、この人間の大きさを感じた清盛はニコニコしながら、父親のことを尊敬しそのあとを付いていこうと強く思った場面は、見ていて本当に心温まる場面となりました。こういう心の動きがひしひしと分かるのが大河ドラマの真骨頂なのではないでしょうか。世の中では、絵がきれいだ汚いなどとおっしゃっている方がいらっしゃいますが、この心模様に目を向けておっしゃっているのか、もしそうであれば絵などあまり気にならないと思います。

一方で、堕落してしまったのが源氏でした。自分はこれまで源氏は平氏よりもエリートであると思っていたのですが、この当時は全く逆であったことが意外でした。源為義を演じる小日向文世さんもふがいない父親を強調しているということが背景の一因ではありますが、この反骨精神が後に源氏を強くしていったことは間違いないでしょう。義朝は「父上がやられればやられるほど、自分は強くなっていく」と言っていますが、この平氏への重いが頼朝につながっていき壇ノ浦での出来事につながっていくことを考えると、ドラマの冒頭に頼朝が言っていた「清盛がいたからこそ、今の源氏がある」という言葉も頷けます。もっと言ってしまうと、清盛以前の忠盛がいたからこそ、源氏がある、のかもしれません。

次回からは、海賊討伐の話、そして鳥羽院周辺の女性に関連する戦いなど、見逃せない内容がどんどん登場します。早くも次回が楽しみで仕方ありません。

◆清盛紀行◆
京都府宇治市
 -平等院(鳳凰堂)

京都府京都市
 -得長寿院跡


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