液状化は同じ場所で繰り返す

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先の震災を契機に、東北の各地や千葉県の沿岸など多くの場所で液状化現象が発生し、地面から湧き出てきた泥によってその上の建造物がぼろぼろになってしまいました。そのように液状化した地盤は、沈静化と共に以前より締まるので再発しにくいと言われてきましたが、今回の震災によってその通説が否定されたといいます。

液状化は地層が砂でできていて地下水が比較的地面に近いところで発生しやすいそうで、そういった砂の層を支える粒が地震の揺れによってバラバラになり、水の通り道ができることによって砂と一緒に吹き出してくるのです。

関東学院大学の若松和寿江教授によると、液状化が繰り返し起こる場所の傾向は大きく以下の4点にまとめられるといいます。

1. 歴史の浅い埋め立て地
2. 昔の川筋や大きな河川の沿岸
3. 砂れきなどの採掘地
4. 沢を埋め立てた場所

若松教授は、古文書や学術文献から2008年までの1600年間の地震で起きた16,500カ所の液状化の記録を調査し、そのうち150カ所は再液状化だったと突き止めたといいます。近代以前の記録は乏しいので、実際に再液状化の場所はもっと多いはずだと指摘しており、どの程度の頻度で発生するのかその上限ははかりしれません。

液状化が繰り返し起こるのだとすれば、自ずとそのような場所に家を建てるという人は減少するでしょう。液状化の危険が高い場所では、行政が宅地造成を規制すべきだと指摘する専門家もいるとのこと。今後家を建てるという人は、地盤調査をしっかりと行って正しい判断をしたいものです。また今すでにすんでいる人は自分が住んでいる地面が昔、どのような場所であったのか一度確認してみるのもいいかもしれません。

今できることは少ないかもしれませんが、現状を正しく把握しどのようなリスクがあるのか、それに対して自分はどのような対策を施しておくべきかは、目をそらさずにきちんと確認しておく必要があるのだと思います。

【参考】日本経済新聞 2011/11/06

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(2011/03/19)
若松 加寿江

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