東レ名誉会長から学ぶ「経営の思考法」

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会社勤めを長くしていると、徐々に自分が置かれている立場が複雑になって来ます。今までは自分が与えられた仕事を確実にこなすことによって評価されていたのですが、次第にそのウェイトは下がり、自分がいかに自分が所属しているところ以外で貢献するかがポイントになってくるのです。

東レの名誉会長である前田勝之助さんは、日本経済新聞の「私の履歴書」の中で、自分の人事評価方法について次のように言っています。

「本務を100%達成しても60点。ヨコとナナメの組織に貢献して30点、心配りで10点」

この言葉は本当に的を得ていると思います。いくら自分の仕事をこなしたとしても、組織や社会として全体最適なのかどうかはわかりません。また自分の仕事については固定観念ができてしまっていますが、周囲の状況は意外にも冷静に見ることができ、それを手助けすることによってより高い効果を得ることができると思っています。

さらに、前田会長は経営者が間違いのない判断を下すための3つの思考法として以下を挙げています。

・囲碁型の思考
 既存事業を先々増設するのか縮小するのかなど、理詰めの判断が必要なときに採用する。

・麻雀型の思考
 振り込まず、降りる勇気を持つこと。同業他社や顧客業界への対応のように多方面に配慮しながら判断するときに有効である。

・競馬型の思考
 徹底的な事前研究と情報分析でリスクを評価する。

最後は手の内を明かさないということで尻切れトンボになってしまっていますが、それは自分たちで考えること。リスクを徹底的に分析した後は、これといった道筋に対して勝負をかけることが大切、つまり攻めの姿勢をおっしゃっているのではないでしょうか。

経営者にとって、判断誤りは会社の存続を危ぶませる結果に直結します。常に重い決断が続いている極度のプレッシャー状況の中で、囲碁型、麻雀型、競馬型を使い分け、どのタイミングでどれを使えばいいのか、それこそが経験と勘の世界なのだと思います。

人への評価、判断基準、どれも年次を重ねることによって大なり小なり出てくるもの。自分のなかで確固たる軸を持つために大いに参考になるアドバイスとなりました。

【参考】日本経済新聞 2011/10/29


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