小田急線を走るドラえもん電車が中止

ここでは、「小田急線を走るドラえもん電車が中止」 に関する記事を紹介しています。



2011年9月に開園した「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」を記念して、小田急では8月3日からドラえもんのキャラクターが車両の外だけでなく中もいっぱいの特別車両を作成し、新宿-小田原間などを1日4往復から5往復させていました。

実際に乗ってみると、車内の広告が貼ってある部分だけでなくドア付近の注意書きまでも藤子・F・不二雄のキャラクターで埋め尽くされていて、乗っていてすごく楽しい気分になります。

そんなドラえもん電車ですが、小田急電鉄は2011年9月いっぱいで中止し、元のデザインに戻すと発表しました。その原因となったのが、東京都屋外広告物条例であり、この条例に違反する可能性としたものです。東京都都市整備局から「車体の装飾は屋外広告物にあたるが、届け出がなく、広告面積も規定を超えている」と指摘があったため確認したところ、この条例に抵触する恐れがあることが分かったことによって、中止になったというのが主な理由になります。

そもそも東京都屋外広告物条例とはどのようなものなのでしょうか。これは、過度の広告を街の中で掲載することによって景観が悪くなったりするのを防ぐために作られたものであり、庭園などの景観が重要ないくつのかの場所では、特に厳しい条件が課せられています。全く禁止というわけではなく、一定の条件を満たしていれば問題なく掲載することができます。

町中の看板だけでなく、電車や車にも適用されることが示されています、電車の場合、営利目的の広告掲載は全車両面積の10分の1以下にしなければならず、非営利目的のものであれば、全車両面積の10分の3以下にしなければならないとあります。

小田急としては「ミュージアムからは広告費などを受けておらず、広告とは考えていなかった。楽しみにしていた乗客におわびしたい」としているのですが、非営利の広告を掲載していると見られてもやむを得ないでしょう。しかもほぼすべての面積をさいて絵をのせているのですから、とても厳しいと思います。

この条例は、横浜市、川崎市等の政令指定都市や神奈川県などでもあり、比較的新しい条例です。他のところでは、「電車の外面を利用した広告物」に関する規定はありますが、広告物に対して明確に「非営利の場合」をうたっているわけではないので、今回のような事象は該当しないとみられます。東京都はその部分にまで言及していることから、抵触すると判断されたのでしょう。

いずれにせよ、子供たちが乗るのを楽しみにしていたであろうドラえもん電車に、乗れなくなってしまうのはとても悲しいことです。小田急には何らかのかたちで、継続してもらえるように、表示の修正等を行ってもらい存続の道を探ってほしいと思います。

【参考】
・毎日jp http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110923k0000m040073000c.html
・東京都都市整備局 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/
・川崎市建設緑政局 http://www.city.kawasaki.jp/53/53rosei/home/okugai/index.htm
・横浜市都市整備局 http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/design/okugaikoukoku/
・神奈川県県土整備局 http://www.pref.kanagawa.jp/div/0705/

東京都屋外広告物条例の解説東京都屋外広告物条例の解説
(2008/08)
東京都屋外広告物研究会

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