江 -姫たちの戦国- 第19回「初の縁談」

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浅井三姉妹の恋物語第2弾、前回は茶々でしたが今回は初です。これで一通り三姉妹全部に恋バナが展開されることとなりました。この時代の結婚は政略結婚が一般的であり、そおういった流れをおしとめ自分の好きな人と結婚できるという今では当たり前になっていることがなかなかできない時代でした。その時代にあって、初は京極高次のことが好きになり、自分が好きだったお菓子も高次が嫌いだというので控えるほど。

それでも、どうせ結婚できないだろうという思いから高次に冷たく当たってしまったりします。このあたりのドキドキ感は、初というよりも水川あさみが出演しているドラマとして見た方がしっくりきます。そのつらさからか、初は高次との仲を何とか取り持ってくれないか茶々を通じて秀吉にお願いできないか言ってしまいます。

茶々としては妹の人生最大の願いなので、無視する訳にもいかずに秀吉の所に行きます。見返りを求める秀吉は本当にヤバイ顔をして迫ったりしますが、そういった人間性に茶々はどんどん惹かれていったのかもしれません。こうして少しずつ仲が深まっていくのかもしれません。

ここまで見てくると、初の結婚話は茶々と秀吉の仲を深めるための効果的な演出にすぎなかったのではないと思えてきます。確かに初が嫁ぐ時の描写はほんの数十秒で完了しており、江のときよりも圧倒的に少なかったように思えます。

初が去った後、意を決した茶々は秀吉のもとを訪れ、側室にはなれないが自分の身を捧げるといいます。ものすごい決心だったにも関わらず、力ずくで手に入れるつもりはないと自らの思いを語るあたり、秀吉も猛者だなと思います。確かに女性としては嬉しい展開ですよね。脚本家もこういう秀吉を理想としているからなのかもしれません。

こうして、今回の時間の9割くらいは恋愛模様、というか主人公の江でさえもほとんと登場せずにお邪魔虫になっている状況のなかで、この先どのように盛り上げていくのか謎な部分が大きいです。聚楽第で家康と秀吉の場面が唯一の救いでした。この当たりの場面は天地人で出てきた笹野高史、小栗旬、松方弘樹のイメージが強く、後に家康にこてんぱんにやられて怒る三成を思い浮かべながら、歴史の表舞台がどこかでやってくることを願って次回も見続けたいと思います。

◆江紀行◆
京都府京都市
 - 聚楽第(中立売通裏門通角)
 - 黒田如水邸址
 - 錦市場
 - 出世稲荷神社


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