劇団飛行船マスクプレイ・ミュージカル「ピノッキオ」

ここでは、「劇団飛行船マスクプレイ・ミュージカル「ピノッキオ」」 に関する記事を紹介しています。



ピノッキオ

川崎の新百合ヶ丘で開催された川崎・しんゆり芸術祭「アルテリッカしんゆり」では、音楽コンサート、ライブ、舞、ミュージカルなど様々な催しが開催される周辺では最大規模のイベントの1つとなっています。幼稚園の紹介でパンフレットをGETし、子供に見せたところミュージカル・ピノッキオを観たいというので、2週連続してミュージカルに出かけることにします。場所は、川崎市麻生市民館ホール。

到着するとすでに多くの人が列をなしていて、熱気にあふれています。子供も久しぶりの外なので大はしゃぎで広場を駆け回ります。市民館のホールの中に入ると、8割くらいの客入りでかなり人気作品だとわかり自分も奥さんも少し期待が膨らんできます。子供も静かに席に座って待っている様子を見ると、本当に子供も成長したなと感じます。少し前までは席に座らせるだけで一苦労で様々なアイテムを用意しなければならなかったのに、そんなことをしなくても「楽しみだね」といいなかがら、幕をじっと見つめています。真剣だなと思ったら、「パパ、あそこに何銀行って書いてあるの?」という質問。「川崎信用金庫だよ」と答えつつ先行きが不安になりながら開演です。

物語は、今まで絵本の中で登場したピノッキオのお話。おじいさんがピノッキオを作るのですが、いたずら大好きなピノッキオはおじいさんのもとを離れ、様々な所に出かけていくのですが、心のどこかには必ずおじいさんへの愛情がありました。そんな根底となる気持ちを所々で出しているからこそ、憎めないキャラクターになっているのでしょう。

劇団の方は、かなりこういった子供たち向けの演技になれているようで、セットの作成や場面の切替えなどがスムーズで自然な形で進んでいきます。パンフレットによると、45年の歴史を持つ劇団飛行船での「ピノッキオ」の初公演は1973年で、海外公演を含めた通算ステージは1000回を越えるというのですから、このマスクプレイ・ファンタージは完成の域に達しているのでしょう。ダンスシーンもすごくうまくて、子供もそれを見ながらニコニコしています。見せてあげて良かったなと思える瞬間でした。

前半と後半で45分から50分と小さな子供には少しだけ長いインターバルではありましたが、大人の自分としてはピノッキオの印象がすごく変わり、面白い話だと改めて感じることができたミュージカルとなりました。子供の心にどこまで届いたのかはまだ分かりませんが、いつの日かしっかりと分別が付くようになったらもう一度見せてあげたい作品だと思います。


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