プルタブ回収を拒否する業者

ここでは、「プルタブ回収を拒否する業者」 に関する記事を紹介しています。



ペットボトルのキャップを回収し、海外の子供へのワクチン代として寄付しようとする動きは確実に広がりを見せていて、至る所で回収ボックスや団体の呼びかけポスターを見ることができます。我が家でもちまちまと週に数個の割合で貯めていてスーパーのビニール袋くらいの量になるとなんだか嬉しくなります。

そのペットボトルのふたよりも以前から回収されていたのが空き缶のふたであるプルタブです。この運動は1983年のラジオ番組のなかでさだまさしさんが呼びかけて始まったといわれているのですが、プルタブを集めそれを業者に買い取って貰うことによって車いすを寄付するという大きな目標に向けて小中学校を始めとして全国にその回収ネットワークは全国に根付いています。

しかし、今このタブの回収に暗雲が立ちこめていることをご存じでしょうか。それはプルタブの回収業者がその引き取りを拒否するケースが出始めているというのです。まだまだ回収しようという運動は様々な団体で活発なだけに今後どんどん波紋を広げることになりそうです。

そもそも回収業者が引き取りを拒否している理由は大きく以下の2点が挙げられます。まず一つ目は「無理に切り離すとけがにつながる」ということ。呼びかけで始まった1980年代のジュースのタブは完全に缶から切り離されるもの(これをプルタブ式と呼びます)で、タブだけが道ばたに落ちていることが多く散見されました。景観的にも手にケガをする危険性もあることからタブだけを回収する意味は凄くあったのですが、時代はかわり缶とタブは飲み終わった後も一体化されるようなもの(これをステイオンタブ式と呼びます)ばかりになりました。これによって改めてタブを缶から取り外す必要性が薄れてしまうばかりではなく、切り離す際に手にケガを負ってしまう危険性も出てきます。消費者のケガに対して関係者の責任は昔よりも重くなった今、ざわざわリスクを冒してまでタブの回収をさせたくないというのが実情でしょう。

二つ目として、「タブだけ持ち込まれても処理が困る」ということ。回収業者など34社からなるアルミ缶リサイクル協会によると、アルミとして重量で売買されることから缶の回収の方がタブだけよりも40倍の価値があることから、タブだけ持ち込まれても困るといいます。また、タブは小さすぎて処理装置にかけにくく別の工程が必要になることからコストも跳ね上がってしまうこともあり、タブだけでなくアルミ缶自体を回収してもらった方が嬉しいのです。

こうした理由からアルミ缶リサイクル協会では、Webページで「アルミ缶のタブだけを切り取って集めるのはやめましょう!」と強く呼びかけています。これに対してボランティア団体などは缶そのものの回収は保管場所やニオイなど衛生面が不安で、タブだけの方が集めやすいとしていて、双方には越えるべき課題はたくさんありそうです。自分たちもタブだけの方がお手軽であるという思いはあると思います。

今、ゴミの分別もきめ細やかになりアルミ缶の回収についても缶まるごと回収できる仕組みが各自治体で出来つつあります。本来の目的は「大切なのはひとりでも多くの車いすを必要としている方に寄付すること」であり、1個でも多くのタブを回収すること自体が目的ではありません。40個のタブと1個のアルミ缶が同じであるのなら、自分たちがすべきことはおのずと見えてくるのではないでしょうか。

【参考】
・アルミ缶リサイクル協会 http://www.alumi-can.or.jp/
・iza! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/environment/344530/

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