先生には聞こえない着メロ

ここでは、「先生には聞こえない着メロ」 に関する記事を紹介しています。



2009年に東京・足立区が公園に導入したモスキート音を利用した若者撃退装置は世の中に大きな衝撃を与えました。夜にたむろする若者を撃退しようと大人には聞こえないような高周波を公園に設置したスピーカーから流し不快にさせるという考え方は、若者にしか聞こえないものがありそれを利用するという非常に斬新なものに見えました。出力する音はモスキート音と呼ばれ17キロヘルツ以上の高周波音でまるで蚊が飛ぶかのような音であることから名付けられました。このモスキート音は一般的に20代前半までの人しか聞こえないとされています。

このモスキート音ですが、今全く違う場面ですごく利用されているそうです。それは学校の授業中で、生徒が先生に聞こえないことを利用して携帯電話の着信音に設定しメールのやりとり等をしているというのです。このモスキート音を自分で作ったりするそうなのですが、この音でどれだけのバリエーションの曲を作ることができるのはすごく謎なところです。

実際にものは試してみないと分からないので、モスキート音を着メロとして提供しているドワンゴのサイトに行きダウンロードしてみることにします。その音の名前は「大人には聴こえない着信音」というわかりやすさ。早速聞いてみるとモールス信号のようなピーピーという音が並んでいて、よく耳を近づけると分かる程度。これを10代の人などは離れていても聞こえるのだと思うのですが、かろうじて聞くことができたので、「まだ若い」と言われているようで嬉しくなります。この他「耳年齢」なるものも存在し、どこまでの周波数を聞き取ることができるかによって聞こえる能力を確かめることができます。

このように、モスキート音が若者にしか聞こえないことを逆手にとった利用方法が最近流行っているそうなのですが、一応彼らも先生が20代前半の場合には注意して使うそうです。メールをすることが目的なのではなく、きっと先生にばれないようにするというスリルを楽しんでいる要素の方が大きいのでしょう。昔でいう先生にばれないよう早弁するのと同じなのかもしれません。専門家によると長時間モスキート音を聞いていても耳が悪くなることはないが、気分が悪くなることがあるので注意が必要だそうです。たしかに今でも少し耳鳴りがしているような気がします。

おそらく耳を近づけなければ聞くことができない自分としては、モスキート音を着メロとして利用することはできなさそうです。

【参考】日本経済新聞 2010/01/06

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(2009/11/25)
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