奇跡の丘”美瑛”

ここでは、「奇跡の丘”美瑛”」 に関する記事を紹介しています。



美瑛

あなたは、どこまでも続くなだらかな丘といえばどの地をイメージするでしょうか。きっと多くの人が北海道を想像することと思います。その中で特に有名なのが美瑛町です。人口は約1万人程度なのですが、面積は東京23区に匹敵するほどの大きさをもっています。

まるで絵画を見ているかのような色とりどりの台地の一夏は非常に短いのです。その一夏の栄華の大切さ、そして美しさに惚れ込んだ多くの写真家が写真集やDVDとして数多くこの町を紹介しています。一つの町をここまで紹介しているのは日本中では他の類を見ないのではないでしょうか。

美瑛の丘には、セブンスターの木、マイルドセブンの丘、パッチワークの丘、親子の木、哲学の木などユニークな名前が色々付けられています。色彩豊かな丘のつながりは、様々な植物がパッチワーク的に作られていることによって形成されています。この中でも四季彩の丘はとりわけ綺麗な花々が植えられた花畑。この丘を作った人によると、この花と雄大な景色を見て心身がリフレッシュし人の心を癒すのだといいます。

◆美瑛の丘のなりたち
美瑛の花畑は、一朝一夕でできたものではありません。先ほど紹介した花畑を作っている方は、花畑のひとつであるひまわりをトラクターで一気に潰していきます。なんだかもったいないような気持ちになりますが、ここには大きな理由があったのです。この潰したひまわりが緑肥になり、空気も混じってリン酸を供給します。これが次に植える花や野菜の養分となり、花を綺麗に咲かせ植物をたくさん育てるための源となっていくのです。

美瑛の丘は決して恵まれた土地ではありません。美瑛の土をよく見てみると至る所に光ったものが見つかります。十勝岳が昔から噴火を繰り返したことによって、美瑛の土は石英などを大量に含んだ痩せた土地になっているのです。そのため、植物をすきこんだり、堆肥を混ぜるなど常に栄養分を補給する必要がありました。

美瑛の丘は、自然本来の姿ではなく原生林の山々だった土地を人力で切り開くなど苦労して作り上げた風景なのです。


◆美瑛の風景に2度目はない
10年前はジャガイモ畑だった土地が今では麦畑になっていて風景が全く異なっているという状況が至る所に見られます。連作といって同じ作物を年を重ね作り続けることによって病気になりやすいので、次々と変化させていきます。これによって、同じ植物の組み合わせは年々変わっていき、それによってできる風景も変わっていくのです。秋は鮮やかな唐松、冬はダイヤモンドダストが輝き、4月に遅い春を迎えます。

◆おいしい美瑛の野菜
美瑛の野菜は特に美味しいと評判です。内陸性の気候らしく温かい日と寒い日の差が20度と激しいため、野菜が美味しく育つそうです。

◆美瑛が有名になったわけ
美瑛の町が有名になった理由は、赤麦が夕日に染まる一枚の写真でした。前田真三さんの写真集で一躍有名になったのです。赤い色が特徴的な写真は、赤麦に夕日が当たった一瞬をとらえたものでした。赤麦の栽培は特に難しく、細くて長いため雨風に弱いという弱点もあります。今年は雨風に耐え奇跡の赤い景色が復活したそうです。


美瑛の丘がいつまでも美しく綺麗な裏には、本当に安全でおいしい野菜を作ろうとする農家の人たちの努力の結晶がつまっていました。人々の営みが作り上げた奇跡の絶景をいつまでも残し、多くの人に優しい空気を運んでいって欲しいと思います。そして、日本中に美瑛のような素敵な場所が広がってくれるといいですね。

【参考】素敵な宇宙船地球号 2009年8月9日

大地の詩―前田真三PHOTO BOX大地の詩―前田真三PHOTO BOX
(2005/10)
前田 真三

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