牛丼が消える日? ~バーチャルウォーターと食糧危機~

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ミード湖

いま、家庭の献立や外食で大人気の牛丼が食べられなくなる危機に陥っていることをご存じでしょうか。そこには、目に見ることのできない水の存在がありました。

牛丼を1杯作るのに、肉の重さ×2万倍の水が必要なんです。通常サイズの牛丼に含まれる牛肉の量は約70g程度であることから、1杯で1400リットルもの水が必要な計算になります。

この原因は、牛のえさとして使う穀物にたどり着きます。農畜産物を輸出入するということは、その生産に必要だった水も輸出入していると考えられます。そのようにして輸出入されていると想定できる水のことをバーチャルウォーターと呼びます。

日本で食べている牛肉のほとんどを輸出しているアメリカの牧場では、現在穀物の高騰により厳しい経営状況にあります。その原因は、穀物をバイオエタノールとして利用しようとする国家政策による、価値の向上が挙げられます。それでも、牧場経営者はなんとかやりくりしてこれました。

しかし、もっと大きな問題が彼らを襲っているのです。それが水の問題です。上述した様に穀物を作るときには多くの水を必要とします。その水が枯れて、穀物が作れなくなってしまうかもしれない状況にあります。

穀物の巨大産地であるアメリカ中西部で広く行われている農法が、センターピポッド農法と呼ばれる巨大な円状に作る方法があるのですが、これによって大量生産が可能となりました。

そもそもアメリカ中西部は乾燥地帯にも関わらず、水はどこから調達するのでしょうか。それは地下に広がるオガララ帯水層と呼ばれる地下水層で、ここには4兆トンもの水が蓄えられていると言われています。

この氷河期からため込まれてきた水が、ここ数十年の耕作でどんどんなくなってきているのです。この地下水だけが耕作のたよりなんですが、去年よりも確実に水位が低くなってきているのです。

水不足に陥っているのは地下水だけではありません。

ラスベガスの水を守るミード湖。ここではどんどん水位が減ってきていて、枯渇の危機を迎えています。そこで水浪費捜査官という仕事まで登場し、付近の水の使用量が一目で分るシステムを導入して監視を行い、必要に応じて水の使いすぎによる罰金を取っているのです。

ラスベガスという町に住む以上、水を以下に大切に使うかを常に考えていかなければならないということが共通認識として、理解され始めています。

日本が輸入しているバーチャルウォーターの総量は1年間で600億トン以上といわれています。人類にとって必要で、ラスベガスの様に頑張って水を節約しようとしている水を日本でも目に見えない形で大量に輸入しているのです。

福岡市では、海の水を淡水化する施策が進められています。海水淡水化センターでは海水を筒に入れて、逆浸透膜によって、最近やウィルスを除去することによって、1日5万トンの海水を淡水化しています。日本でもこのように水を改めて創出しようとする活動が本格化してきています。この技術がコスト的に下がってきたとき、世界的に大きな貢献ができると思います。

普段何気なく使っている水

水は無限にあるものだと思っていたものが今、崩壊しています。自分たちは水の使い方を改めて見つめ直してみる必要があると思います。

【参考】素敵な宇宙船地球号 8月24日放送


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