今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



前回、自分の役目は終わったと話しながら鹿児島に戻ってきた吉之助は静かな生活を始めます。しかし、彼は周りは放置しておかないという運命づけられた人物なのでしょう。彼のもとには各地から続々と不満を持つ全国の士族が集結します。きっと西郷ならなんとかしてくれる。みんなが同じ思いをもってこの地へと足を運んできたのでした。

そんな人たちに糸は、心を打つような一言をいいます。それは、もううちの人を駆り出さないで欲しいということ。次の世代の若い人々が未だに西郷を頼って自分で行動しようとしない、そんな姿に糸は憤りを覚えたのでしょう。西郷としても同じであり、これからの人々には政府をしっかりと支えて欲しいと願っていて、学ぶための場所をつくったのです。

しかし、それが後の西南戦争に繋がっていくのはなんとも皮肉なことだと思います。歴史の転換点はまだまだ終わりそうもありません。段々クライマックスに近づいていく中で、自分のことを犠牲にしながら国家やこれからの世の中を思って行動していく士族の結末をしっかりと脳裏に焼き付けたいと思います。

■紀行■
・佐賀県佐賀市
 本行寺
 JR「佐賀」からバス「西田代」下車すぐ






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歴史の中では征韓論という言葉で表現される西郷の施策。朝鮮半島に攻め込もうとするものだと思ってきたのですが、今回のドラマではあくまでも使節団であり協力関係を築こうとするものであり、駐留している2000人の日本人の安全を確保することに目的がありました。

西郷さんが今の時代に生きていれば、彼の言葉で本心を聞きたいところですが、残念ながらそういうわけにもいかないので、真相はわかりません。それでもこれまでの西郷の生き方を見たときに、今回の流れが非常にしっくりするのだなと思います。

前回からの大久保の裏工作によってとうとう、政府から西郷や江藤は去ることになります。薩摩へ帰る前に西郷は大久保の所にやってきます。初めはわだかまりがある感じの二人でしたが、次第に本心をぶつけるようになって来て大久保が、西郷に思いを伝えようとしたその時に、ゆうが登場。

完全に尻切れてしまうのです。これも運命なのでしょうか。ここで大久保が西郷になにかを伝えていたら二人の関係も違っていたのかな、そう思わせる場面となりました。

次回は、いよいよ西南戦争に向けて外堀を埋められていく西郷。どうなっていくのか楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 大久保利通生い立ちの地
 JR「鹿児島中央」下車 徒歩10分

・東京都千代田区/港区
 三年坂
 東京地下鉄「霞ヶ関」下車 徒歩5分






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