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デングオン(Deng-On)

電話があったことを伝える際によく利用される伝言メモは、新入社員の必須アイテムです。いつ、誰からどのような要件であるか、そして相手がどうして欲しいと思っているかを簡単に記して残すのが手段であり、それら必須項目を予め穴埋めにしてあるようなものをよく利用します。

そんないたって普通の伝言メモですが、先日自分の机の上のキーボードに刺さっておかれていた伝言メモのインパクトは最大でした。なんとこの木何の木、で登場するような木の形をした伝言板に、用件が書かれておかれていたのです。見た目のインパクトだけでなく、そのメモは今まで便利さが追求されてきた時代を逆行するようなインパクト重視のメモ帳だったのです。

幹の部分は、完全に細くなっていてまともに字を書けるような状況ではありません。メモを残していただいた方はこういったメモ帳を数多く所有されていて、こういった書きにくい場所も有効に活用し、縦書きにしながら伝言を残していました。普通のメモにはないインパクトと、なぜか書いてある連絡すべき宛先にすぐに連絡しなければならないという強い思いがこみ上げてくるようです。

このメモ帳は「デングオン」というもので、パソコンのキーボードのキーのすき間に挟んで立てかけられる伝言メモなのです。多くの人は机の上が散らかっているのですが、そんな中でもしっかりと存在感を出してくれ、見る人に用件を伝えてくれます。メモは見てくれる人に注目してもらわないと本来の目的を果たしているとは言えません。注目してもらいさえすれば、用件はおのずと読みづらくても読んでくれるのです。そういう意味で、今までにない斬新な目的を確実に実現してくれるツールといえるでしょう。

20枚綴りになっていて、その種類も豊富なのが驚きです。値段も数百円で購入することができるので、お手軽だといえます。すでに自分のデスクの周囲ではこのメモ帳がブームになっていて、集め出す人まで登場しています。今後これがどんどん普及すると、自分の机の上が動物園になっていく日も近いかもしれません。その前に1つ1つの書かれた内容を処理する方が先なのですが。





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海水淡水化

人が生活する上で欠かすことのできない飲用水は、地球上に無尽蔵に存在している中でたった0.01%しか利用することのできないものを使っています。多くが海水となっていて人はそれを飲むことができず利用できないのです。

ならばその海水を飲めるように利用すればいいのでは、という発想から海水淡水化技術が発展してきました。その中で大きな期待を寄せているのが「逆浸透法」と呼ばれるものです。これは、穴の大きさが0.1ナノメートル程度で水分子だけが通過することができる逆浸透膜に圧力を掛けて海水を通すことによって、真水を得ようとするものです。

そんな逆浸透法に用いる逆浸透膜は、日東電工、東レ、東洋紡の日本の3社で世界シェアの約半分を占めていて、日本の技術は世界的に優位な立場にあるといえます。現在は、ある課題に向けてその技術力を磨いています。それは、海水中に含まれる
細菌やカルシウムが結晶化して逆浸透膜を詰まらせてしまい、水質の劣化や水量の減少になってしまうのを防ぐために、膜を洗う手間をどのように削減していくかというテーマであり、日夜技術者が試行錯誤を繰り返しているのです。

この海水淡水化の世界市場は2025年に4兆4千億円にもなる有望市場であることを考えると、日本企業の絶対的優位のように見えますが、現実問題として日本の存在感は薄いのが現状です。

それは、部品や単体の技術といった側面では非常にレベルにある日本企業なのですが、それを組み立て事業として展開する能力が不足していることがひとつの要因としてあげられます。これは理科系に共通している日本の課題だといえます。色々その理由は挙げられるのですが、基礎研究から実用化に至るまで、すべての関係者の力を結集し同じ目的を持って日本の事業パッケージを売り込んでいくという姿勢が必要であると思います。

【参考】be on Saturday 2011/05/28





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