今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



2010年冬季オリンピックバンクーバー大会も多くの感動を与えつつ閉幕を迎えようとしています。女子モーグルから始まり、カーリング、男子大回転と様々な注目を浴びましたが最も日本人が注目したのがなんと言っても女子フィギュアスケートではないでしょうか。韓国の女王キム・ヨナ選手に対して、浅田真央選手、安藤美姫選手がどこまで食い込むことができるだろうかと固唾を飲んで見守った人も多いのではないでしょうか。結果としては重圧を乗り越え完璧な演技を魅せてくれたキム・ヨナ選手の圧勝で終わりました。それでも浅田選手との戦いは見る側には感動を与えてくれました。

そんなフィギュアスケートの衣装も素敵なデザインで注目していたという人もいると思いますが、女子フィギュアの上位10人中キム選手を含め4人が青系のデザインを採用し、浅田選手を含め5人が赤系を選択しています。この衣装の色については不思議なことに荒川静香選手を含めて過去の3大会は、青系の衣装を着ていた選手が優勝していたというデータがあったそうです。そして今回も青い衣装を身につけたキム選手が勝ち、4大会連続となりました。

では、色にはどのような効果を見る側に与えるのでしょうか。日本色彩研究所の名取和幸さんによると、青は世界中で最も好まれる色で、赤はエネルギッシュな印象を与えるといいます。以前、事故が多い駅の照明に青を導入することによって、その事故の数を減らす効果について紹介しましたが、落ち着いて静かに心に響くような演技をする際には青の方がもしかしたら有利といえるのかもしれません。

色とスポーツの世界にはこの他にも不思議な関係があるようで、2004年のアテネオリンピックでのレスリング大会では実力が伯仲している場合、赤いウェアの選手の勝率が76%にもなったそうです。この他サッカーの欧州選手権でも赤系のユニフォームの方が強かったという結果も報告されています。

色はそれを見る人に何らかの印象を確実に与えます。赤は攻撃的な気持ちを全面に押し出す効果があることから、今回の浅田選手の赤い衣装はキム選手への挑戦という隠されたメッセージがあったのかもしれません。その挑戦はまだまだ続きます。そして4年後には望む結果を得られるようなれればいいですね。

【参考】読売新聞 2010/02/28

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山脇 惠子

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今回は実に内容の濃い回となりました。様々な人々の心の裏側や新たな才能を知ることができます。そんな人が今回は3人も登場することになります。まず一人目は佐那でしょう。2年4ヶ月ぶりに帰ってきた龍馬をずっと想い続けていてその間に料理や茶道など女性らしさを十分に磨き上げていたのでした。なんだか鬼小町などと言われていた初めの佐那とは全く違っていて、一人の恋する女性に変わっていて微笑ましい気持ちになれます。それでも、龍馬に迫ってみるとすんでの所で逃げられてしまい、結局自分の気持ちをうまく伝えられないまま終わってしまいそうな予感。この恋愛部分だけみると本当に大河ドラマであることを忘れてしまい、月曜9時のドラマを見ているような錯覚に襲われてしまいます。

2人目は、岩崎弥太郎でしょう。牢屋でのボロボロになった状態は、これまで以上に凄い状況になっているのですが、もはや香川照之さんの役柄にすごく似合っているのではないかと思い始めてしまいます。牢屋の中で出会った謎の男性に商売について教えられます。まさにこのシーンはキリスト誕生をイメージしたそうで牢屋の中に入る一筋の光は凄い演出でした。需要があれば値段は上がるという、すごく簡単でわかりやすいだけに、弥太郎にとっても目から鱗のような話だったと思います。これが三菱財閥のきっかけになった出来事だったのかもしれません。きっと三菱系の会社の関係者の方は、この老人に感謝しているのではないでしょうか。今回はこの老人が誰なのか分かりませんでしたが、いずれ分かる日も来るでしょう。

3人目は、武市さんです。土佐を出る頃から攘夷を叫んでいましたが、実際に桂小五郎のような他の藩で叫んでいるひとと比べると自分の藩への影響力のなさに愕然とし恥ずかしい思いをすることになります。周囲は武市を先生と呼ぶだけに何とかしないといけないという焦りもあったのでしょう。山本琢磨に関する事件では武市さんよりも龍馬の方に男を感じる結果になってしまいましたが、彼なりに難しい立場をなんとかしようと考えた末だったのでしょう。

前回の弥太郎のナレーションにもありましたが、龍馬・弥太郎と武市たちは違った道を歩んでいくことになります。まだその分かれ道は見えませんが、攘夷派が打ち払う相手の大きさを知ったとき、見えてくるものなのかもしれません。

そんな3人と大きく絡んでいる龍馬もまた、自分の居場所、考え方に悩みつつも少しずつ進むべき道を見つけつつあるような印象を受けます。次回はそんな龍馬と両思いである加尾との間を決定的に引き裂かれる場面がやってきます。歴史の流れに逆らえない彼らの無念をかみしめながら次回を待ちたいと思います。

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