今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



OMOTE 3D SHASHIN

誕生日、七五三、入学式、成人式、結婚式・・・

いつの時代も出来る限りその時の思いや姿を残したいという気持ちは変わることはありません。ビデオや写真という形でいつまでも残すというのが今までの王道、かつスタンダードな方法だったのですが、この度全く新しい考え方の思い出の残し方を提供しているのが、「OMOTE 3D SHASHIN KAN」です。

文字通り、今までの二次元の残し方ではなく、三次元のフィギュアを作ってくれるというのですから、ありそうでなかったサービスと言えると思います。残念ながら2ヶ月限定のお店であり2013年1月14日までの期間限定となってしまうのですが、かなりのニーズがあるらしく予約でいっぱいになっているということからも、今後同様のサービスが広がっていくことでしょう。

気になる制作方法ですが、スタジオに来店しハンディータイプのスキャナをつかって撮影を行います。この時に注意しなければならないのが、一定のポーズをとったまま15分間静止する必要があるということ。ここで乳幼児は対象から外れてしまいそうです。

次に、撮影した素材から、プリントするためのデータを作成します。洋服の色味や髪の毛の質感など、全身の細部にいたるまで、細かくデータ修正をおこない、最後に3Dカラープリンターによって、オリジナルフィギュアの出力をおこないます。

サイズは、S, M, Lの3種類あり、それぞれ10センチ、15センチ、20センチといった大きさで最大サイズの場合、一人で映ると42000円というお値段になるといいます。これを安いとみるか高いとみるかは受け取る価値観の問題でしょう。

自分は、あえてフィギュアにしなくてもいいと思いますが、せめて3Dデータとして受け取ることが出来るサービスがあればいいなと感じます。それを持ち込むことによっていつでもフィギュアにできるのであれば、より便利になるのではないでしょうか。

テレビなど世の中が二次元から三次元に移りゆく中、10年後の記念写真もまた三次元が当たり前のようになっているかもしれません。そんな未来を予感させるに十分なサービスだと思います。

【参考】OMOTE 3D SHASHIN http://www.omote3d.com/product/index.html




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関連タグ : 記念写真, フィギュア, 3D,

満天の星

あなたにとって、今一番会いたい人は誰でしょうか。

その人はご健在ですか。それとも亡くなっておられる方でしょうか。

日本テレビで今放送している「宇宙で一番逢いたい人」は、そんな願いを叶えてくれる番組です。
といっても、逢いたい人はご健在の方に限りますが。

人は誰でも会いたい人というのがいるものです。その人は自分にとってかけがえのない人であり、自分という存在を輝くものに変えてくれた人でもあると思います。その人に会えるというこの番組によって、その人をより深く知ることができるすばらしい番組です。

この「宇宙で一番逢いたい人」という番組は、”現在生きている人に会うことができる”というものなのですが、それに対して今回紹介したいのは東京メトロの駅で配布しているフリーペーパー「メトロミニッツ」のなかでコラムを掲載している作家の藤原新也さんによる作品です。一部引用させていただきながら紹介させていただきます。

藤原さんは今年の初夢のなかで不思議な体験をされたそうです。以下その夢の中の話。

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気がつくと登山をしていた藤原さんは、その頂上に「天国写真館」と書かれた洋館を見つけます。不思議に思いながらもドアをノックすると女性が英語で「Come in」と言ったそうです。

中に入った藤原さんは、やがて自分の名前を呼ばれます。

「ミスター・フジワラ」

そこで先ほどの女性はこの写真館を説明し始めるのです。「この写真館はお亡くなりになられた方たちのどなたかをお選びになってご一緒に記念写真を撮ることを斡旋しています。」

女性が壁にあるスイッチを押すと天窓が開き、そこには満天の星空が広がります。

「あのたくさんの”来世星”のひとつひとつで死んだ方たちが暮らしているのです。当写真館では”アインシュタインの扉”というものを用意しており、その時空と次元を超越した扉をくぐると瞬く間にあなたのお望みの星に足を踏み入れることができます」

藤原さんは迷いながらも自分の両親を選択したそうです。すると女性は検索を始め満天の星空の中から藤原さんの両親が暮らす一つの星を見つけ出します。その星にいって写真を撮れるのですが条件がひとつ。それは滞在時間が5分間だけであるということ。それをやぶるとその星の住人となってしまい、帰ってこれなくなってしまうというのです。それを受け入れた藤原さんは両親のもとへの行くことになります。

「おう、シンヤじゃないか!」
「シンヤちゃん、よう来たねぇ!」

両親はにこやかに立っていました。母が涙声で「・・・・・元気にしとんのかね」といいます。藤原さんは2人の肩を抱き、うなずくだけで声にならならなかったそうです。

しかし、ゆっくりはしていられません。老人写真師にせかされながらカメラの前で記念写真をとりフィルムを渡され、帰らなければならないときがやってきます。

「元気で!」

「シンヤも元気でのう!」
「さようなら。さようなら!」
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思わず涙ぐんでしまいました。一生のうち1回しか使えないとしたら誰に会いに行くでしょうか。歳をとるたびに逢いたくなる人は増えていきます。その中には自分にとってかけがえのない人は1人に絞ることができないほどいることでしょう。そう考えると、歳をとることは実はとても素敵なことなんじゃないかと思えてきます。


【参考】メトロミニッツ No.075 藤原新也 「撮りながら話そう」より

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藤原 新也

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