今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



今回は、完全に滋子デーとなりました。演出の観点から誰もが分かるほど露骨に滋子が初めから登場し、様々な場面で「私は平家と王家を結びつけるためになくてはならない必要な存在なのよ」オーラを出すと共に自らもそのようなことをおっしゃっており、自他共に滋子という存在がこの時代においてどんだけ大切だったのか明示的に示しています。言葉にして話してしまえば簡単ですが、そのような状況をあえて行動や雰囲気で示して欲しかったところではありますが、おそらく時間がなかったのでしょう。

それ故、滋子が亡くなったときのあっさり感はひっかかるものがあります。ここまで引っ張っておきながら最後の言葉もなく、後白河院の表情だけでその場面に突入してしまうのは、見る方としては少し状況を把握するまで時間がかかってしまい、その分感情を移入することもできなくなってしまったように思います。せめて遺言のなかで平家と王家がこれからも協力しながらいってほしい、みたいなことを言っておけばよかったのではないでしょうか。

一方、頼朝付近も急激に北条政子が頼朝に迫り、恋愛の一歩手前まで来ます。政子は一生懸命頼朝に叱咤するのですが応じようとしない頼朝。この二人はもう少しで心を通い合わせ、そして平氏に向かって立ち上がってくるのでしょう。その日が近いことを演出の中から感じ取ることができます。

このように、今回の内容はともに平氏の落日の日がもう少しでやってくるんだ、ということを暗に示すためのフラグとして機能する大切な回だったのでしょう。全く年齢的に変わることのない松山ケンイチですが、そろそろ50代も終わろうとしている時にどのように残り10回が進んでいくのか楽しみです。

◆清盛紀行◆
京都府京都市
 - 平野神社






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長くこのドラマの中で準主役のような待遇を受けていた兎丸も今回、ついに終了します。この人物が本当に存在していたのかどうかは引っかかる部分ではありますが、それでも清盛に誰も物言いをできなくなるほど権力が高まった状況において、対等な立場で清盛に意見をいうことができる唯一の人物であったことが、彼の存在価値のひとつだったのだと思います。

そんな兎丸は、大輪田の泊の普請作業について無茶苦茶なスケジュールをいう清盛に、マジギレしてしまいます。このような早く完成させて欲しいという要望元と、依頼先の関係というのはいつの時代も変わることのない普遍的なもの。このような状況では、限られたリソースで何を優先するのかを建設的に議論する必要があります。しかし兎丸の性格上、喧嘩別れすることになってしまい、それが永遠の別れになってしまうのです。

禿が襲う様子については、これまで細かく描写されてきませんでしたが、今回それが明らかになります。串のようなもので相手を指し示すし、それに気を取られている間に針のようなもので相手に突き刺す。非常に無残な状況です。これに対してなんの罪悪感もなく、むしろ清盛を尊敬するまなざしを向ける禿に清盛は自分がしてきたことが間違っているということを悟ったのでしょう。時忠にすぐにやめるように指示し、時忠は無念な表情で禿の装束などを始末しています。

兎丸はこれで亡くなってしまうのですが、清盛がこれまでの習慣である人柱をたてることをやめ、代わりにお経を書いた石を沈めることにしました。こういったさりげないことでも改革しようという思いが平氏の世の中につながったのではないでしょうか。

しかし、物語中でも語られていましたが清盛は残りの人生の少なさから生き急いで、自分の目指す国つくりを成し遂げようと多くの犠牲を払い始めたように思います。歴史的に見ると1代でものすごくリーダーシップを発揮する者は多く登場するのですが、その後も継続的に繁栄するのは必ずと言っていいほど、創業者が後継者の育成を怠っていないことにあります。

清盛にとって後継者は重盛ですが、ここ数回ほとんど登場しません。今回も台詞があったかどうかレベルの影の薄い存在になっています。こうなると平氏は清盛が亡くなったら本当にまずい状況になり、不平不満を抱く人々を抑えることができないでしょう。そんなことを暗に感じさせる内容が含まれていたのではないかと思います。
今回の牛若と共に次回は頼朝が息を吹き返しそうな感じであり、そういった勢力が平氏にどのように絡んでくるのか楽しみにしたいと思います。

◆清盛紀行◆
兵庫県神戸市
 - 兵庫区島上町(経ヶ島)
 - 勝福寺





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