今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



前回、自分の役目は終わったと話しながら鹿児島に戻ってきた吉之助は静かな生活を始めます。しかし、彼は周りは放置しておかないという運命づけられた人物なのでしょう。彼のもとには各地から続々と不満を持つ全国の士族が集結します。きっと西郷ならなんとかしてくれる。みんなが同じ思いをもってこの地へと足を運んできたのでした。

そんな人たちに糸は、心を打つような一言をいいます。それは、もううちの人を駆り出さないで欲しいということ。次の世代の若い人々が未だに西郷を頼って自分で行動しようとしない、そんな姿に糸は憤りを覚えたのでしょう。西郷としても同じであり、これからの人々には政府をしっかりと支えて欲しいと願っていて、学ぶための場所をつくったのです。

しかし、それが後の西南戦争に繋がっていくのはなんとも皮肉なことだと思います。歴史の転換点はまだまだ終わりそうもありません。段々クライマックスに近づいていく中で、自分のことを犠牲にしながら国家やこれからの世の中を思って行動していく士族の結末をしっかりと脳裏に焼き付けたいと思います。

■紀行■
・佐賀県佐賀市
 本行寺
 JR「佐賀」からバス「西田代」下車すぐ






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前回までで慶喜の言動が怪しくなっていることを吉之助は不安に思っていたのですが、今回はその不安が一気に噴き出す形となります。きっかけは長州でした。長州は御所に火を放ち天皇を連れ出す計画が慶喜を初め朝廷側にばれてしまい、その直前まで桂小五郎が一生懸命調整したことが全て水の泡になってしまいます。

長州藩士は池田屋で新撰組によって襲撃されてしまいますが、この場には桂は不在。彼が今後どのように長州藩の立て直しを図っていくのか楽しみです。

さらに長州には逆風が。それが禁門の変でした。薩摩の兵によって長州力さん演じる来島又兵衛が討ち取られて戦意を喪失していたにもかかわらず、会津兵が長州に追い打ちをかけたことによって、京都の町は焼け野原になっていきます。この辺りの表現は八重の桜的に見たらまた違ったのだと思いますが、今回はあくまで薩摩目線です。

「人斬り半次郎」と呼ばれる中村半次郎を初め、吉之助のまわりには過去に縁があって再び結びつく人と人のつながりが描かれていますが、今後その人同士の関係がどのように吉之助を介して繋がっていくのか期待したいと思います。

■紀行■
・京都府京都市
 天龍寺塔頭 弘源寺
 JR「嵯峨嵐山」下車 徒歩10分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美




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