今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



この時代において大病を治すためには、祈るしかないというのがセオリーのようで、この物語のなかでも「宋の薬を用意せよ」となって、手に入らないとなると祈祷をするという流れをいくつもみることができるでしょう。その中で今回は、主人公である清盛が張本人となりました。

たった40分程度のなかで様々な要素を盛り込んでいかなければならないので、非常に大変なのですが、今回も先ほど話の出た清盛の危篤、頼朝の状況、王家といつも通りのラインナップを流さないといけません。なんとなく一つ一つの内容が薄くなってしまった印象を持ちましたが、それでも多くの人に伝えるためにはやむを得なかったのかもしれません。

清盛が危篤になったことによって、これまで隠されていた人々の本当の思いを知ることができたのは大きかったと思います。まずは後白河上皇。実は清盛の鋭い挑発的な視線によって、自分の存在価値と生きる楽しさを得ていたことがわかります。憎まれ口をたたきながらも、清盛のことが好きであったということは改めて分かります。

そしてもう1人が、重盛を取り巻く平氏の人々。盛国のように清盛がいなくなったら自分の生きる意味はないと潔い人もいる一方で、時忠や宗盛のように棟梁という立場に思いを持っている人も登場し、このような状況が平氏の中で不信感となって蓄積されていきます。このような状況は、少しずつ平氏の内部分裂を引き起こすことになるというフラグを今、ここでたてているのかもしれません。

肝心の清盛の危篤シーンですが、内容としてはほとんど割愛してもよかったものでした。視聴者にとって白河院、舞子、忠盛などのやりとりはすべて知っているものでありましたが、清盛が心の中でそれを反芻する形で生還を果たすという内容で、新しい情報はほとんどなかったと考えられます。

といっても、危篤状況から生還を果たしたのは大河ドラマの中であまり多くなく、清盛くらいしか記憶にない状況でした。周辺のキャストも若いままでとても50代には見えません。もうすこし清盛のやりたいことが描かれるということで安心して次回以降も見ることができそうです。


◆清盛紀行◆
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ついに始まりました平清盛。自分にとってこの時代は壇ノ浦の戦いで平家が源氏に滅ぼされ、貴族のような存在というイメージしかありませんでした。確かにそのイメージ通り、物語の出だしはそのシーンから始まります。岡田将生さん演じる源頼朝が北条政子から壇ノ浦の戦いで平家が滅ぼされることを報告されつつも、頼朝は清盛の存在を「彼がいたから武士の今がある」と語ります。これ以降、物語全般は頼朝の目から見た構成となっていくことがわかります。

ドラマのオープニング曲は、まだ耳慣れないせいか旋律を把握することができず、全体として口ずさむことができなさそうな感じ。次第に慣れていくのかもしれませんが、少し残念な感じです。それとは裏腹にオープニングの絵はものすごく豪華で現代風に仕上がっています。CGを駆使し迫力をこれでもかと表現しています。これが物語全体のなかでどのような意味を持つのか、それはもう少し経たないとわからないでしょう。

キャスティングを見ていて感じたのは、年寄衆は重鎮を据えていて物語り全体の信頼性と重みを与えているのが好印象でした。昨今、ドラマやバラエティなどで活躍している若手を積極的に登場させている大河ドラマですが、このように安心できるキャストがいると見ている方もものすごく安心します。

その一人として、物語に動きを与えたのが中井貴一さんでした。中井貴一さんの大河ドラマと言えばずいぶん前の武田信玄を思い出しますが、存在感は圧倒的でまっとうに生きる一人の武士を演じています。これまで当たり前だったことを覆し、白河法皇の子供をやどした舞子をかくまいます。子供に罪はないと権力にも正々堂々と立ち向かう姿は、歴史上本当にそうだったのかはともかく、中井貴一に似合っているような気がします。

この当時の状況も、歴史的な背景が分からない自分にとっては新鮮でした。当時は平家と源氏が共に王家を守るために働いていて、平家の方が王家から見た信頼性が高く、小日向文世演じる源為義は多少なりとも平家に負い目を感じていたのです。挽回しようとして舞子を王家に差し出すのですが、そこで毅然と振る舞う忠盛の前で「この子に名前をつけてあげてほしい」と言い残し、舞子は自ら命を絶ってしまうのです。かなりインパクトのある場面でした。

この先、きっと清盛は平家や王家から災いのもとだと言われ続けることになるのでしょう。そんな運命に負けないためには自分が強くなるしかありません。そのことに最後の場面で気がつきます。自分が自慢の父親である忠盛と、忠盛の正室である宗子の子供でないとわかり、しばらく心が乱れますが忠盛から「今のおまえは私に飼われている犬だ」といわれ、強くなることを諭します。少々言葉は冷たいのですが、彼なりの愛情をしっかりと感じることができます。

この忠盛の他に、キーパーソンになりそうなのがもう一人の父親である時の最高権力者・白河法皇です。伊東四朗が、これもものすごい存在感でまさに物語の中でも権力者でいる姿は、畏怖さえ感じます。こういった空気を持っている人が一人いるだけで、ドラマ全体が浮つかないと感じます。今回はまえだまえだが登場しましたが、この先は主人公の松山ケンイチが登場し、時は急速に経過していくことでしょう。それにおいていかれないようにしっかりと付いていきたいともいます。

NHKのページを見ると全部で50話ありそうなので、まるまる1年やっていくことになるでしょう。期待するのは、清盛という人間を時代背景と共にしっかりと把握することができ、その時代の裏にある人間模様を演技力ゆたかに見てみたいという思い。どうなるか次回から早速楽しみになりました。

◆清盛紀行◆
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