今日よりも明日が ほんの少しだけ 楽しくなりますように



快晴のジブリ美術館

雲一つない秋晴れの中、今月2度目の三鷹の森ジブリ美術館に子供と2人で出かけることに。

前回の帰り道、三鷹駅に行くよりも吉祥寺駅に行った方が近いことを知り、美術館の目の前にあるバス停ではなく、歩いて数分の明星学園前を経由することにします。しかしここで大きな誤算が。日頃吉祥寺駅を利用していない自分としては、前回の帰りに吉祥寺駅に到着したイメージを元に、今度は行きのバスがどこから出るのかを完全に把握していませんでした。

子供と二人で早くも「迷子」になりながら、丸井前からほとんどのバスが出ていることを通りがかりの人に教えてもらいます。

ジブリ美術館のパンフレットと入場券

美術館に到着し、青く晴れた空に本当に映えている建物を見て、子供も自分も「すごいね」といった言葉しか出てきませんでした。前回と同じく、フィルムが埋め込まれた入場券をもらい中に入ります。スタッフの皆さんは今回も優しく接してくれるので、本当に夢の世界にやってきたような気分にさせてくれます。

前回から2週間ほどしかたっていないので、子供も記憶はあるらしく自分が一番楽しめるところからどんどん行こうと、自分の手を引っ張ります。

まず最初に行ったのが映像展示室「土星座」でした。今回の上映作品は「星をかった日」です。この作品の原作はイバラードの世界で有名な井上直久さんで、ジブリ作品としては「耳をすませば」が有名です。あの幻想的な雰囲気が、この作品にも有効に生かされていて重苦しくなりがちな展開を下支えしていました。

たった16分の作品なのですが、生きる勇気と時間が経つのはあっという間なんだということを教えてくれるすばらしい内容でした。自分の後ろの女性は最近みた3時間くらいある映画よりもこっちの方が良くて、感動したと涙ながらに彼氏に語っていました。

子供としては、少し難しい内容だったかもしれませんが、絵のタッチがジブリ作品らしいものだったので、親しみがあったのだと思います。帰りにパンフレットを購入して、今日も2回くらい続けてこのパンフレットの中にあるあらすじを説明してあげました。

子供がこの次に好きなのが、パティオにある井戸のポンプです。手で引っ張って水が出る普通のポンプなのですが、子供たちがあふれています。我が子も順番に並んで、ポンプを思い切り引っ張ります。出てきた水は、穴が開いたバケツに落ちでいき、漏れた水は水路を通って顔の形をした穴の中へ。こんな小さなところにも物語が埋め込まれています。

しばらくポンプをやった後は、やはりねこバス体験です。1回に8人限定でねこバスの中に入ったり登ったりして存分に比較的長い時間遊ぶことができます。我が子は、散らばっていたまっくろくろすけのぬいぐるみを1カ所に集めては飛び込んで遊んでいました。とびきりの笑顔で遊んでいる息子を見ると、親として本当に嬉しくなります。

お腹がすいたら、レストランにいこうと決めていたのですが、カフェ「麦わらぼうし」は長蛇の列。あきらめて前回と同様テラスにあるテイクアウトの列に並びます。前回までなかった「とまとで煮込んだもつスープ」がものすごくおいしく、優しい味でした。子供はやはりアイスクリーム。ホットドック2本で空腹を何とか解消し、最後にお土産物を見つけに、ショップ・マンマユートへ。

お土産物

入り口にあった、キャンディーに釘付けになってしまった息子は、もはや別なことを考えられないほど虜になってしまい、仕方なくキャンディーを購入。「帰ったら食べようね」と必死の説得に成功し、以降我が家の奥深いところに眠っています。

帰り道は、本当に疲れるようで電車の中では爆睡状態。歩くこともままならないようで、重たくなった子供を抱っこして我が家へ到着。楽しそうに「また行きたいね」と話す子供を見ると、今度は家族みんなで行きたいなと強く思います。

今回も入り口で渡される地図を全く見ずに、子供が行きたいところについていきましたが、この美術館は細部に多くの人が気がつかないような細工が施されていることを子供の目を通して気づかせてくれるので、是非おすすめです。大人だと、点から点への移動となってしまいますが、子供の場合、その途中も含めた線がつながり、それが面になって発見をもたらしてくれます。

いつか、この館内の作品がDVDになってくれるといいなと思いながら、今子供と一緒になって、奥さんに一生懸命作品の良さを伝えています。

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関連タグ : ジブリ美術館, 三鷹, 三鷹の森, ねこバス,

三鷹の森ジブリ美術館の招待状を入手し、その有効期限が今月中であったこともあり、子供と二人で三鷹まで出かけることに。数日前から子供はジブリ作品に見事にはまっていて、毎日会社から帰ると崖の上のポニョやとなりのトトロを熱心に見ていて、まさに予習を行っていたかのようです。

三鷹駅からのバス

三鷹駅に着くと、ジブリ美術館まで連れて行ってくれるバスが待っています。黄色いバスでジブリ作品に出てくる様々なキャラクターが描かれていて、子供もウキウキで乗り込みます。さすがに猫バスにはしなかったようです。
バスは、ものの10分程度で美術館前に到着。そこから歩いて1分程度で入り口にたどり着き、時間的にまだ入館予定ではありませんでしたが、入館することができました。

三鷹の森ジブリ美術館 入り口

入り口から見える建物や屋上のロボットなどを見ると否応にも期待がふくらみ、子供に手を引っ張られるようにして中に入ります。中に入ると階段を下り、まずは地下1階に。ここから上を見上げると建物全体のレトロな感覚と異世界に迷い込んだような錯覚になります。

三鷹の森ジブリ美術館

三鷹ジブリの森美術館のキャッチコピーは「迷子になろうよ、いっしょに。」です。パンフレットには次のように書かれています。


不思議な建物、趣向を凝らした展示物、ここでしか観られない短編映画、くつろげるカフェ、この美術館には様々な楽しみ方があります。

でも、決められた順路はありません。順路を決めるのは、あなたなのです。

当美術館は、この空間を心から楽しみ、「迷子」になってくれる主人公を、心よりお待ちしています。


この発想自体もジブリらしくて素敵です。自分はお言葉に甘えて、入り口でもらった宮崎駿さんによる全体地図などが描かれたパンフレットをそっと鞄の中にしまい、子供が行きたい場所にとことんつきあってみようと思いました。

子供は、絶対に開かないと思っていたドアを簡単に開けて外に出ては、いろんなものに興味を示していました。ここには飾りというものが少なく、何かを実際に触ったり動かしたりすることができる不思議なアイテムがたくさんあります。

小さなところにもこだわりが

次に向かったのは映像展示室「土星座」でした。ここでは、脚本と監督が宮崎駿さんの短編映画「くじらとり」が上演されていて、特等席で観ることができます。ちゅーりっぷ保育園に通うしげるくんを中心に、年上のほしぐみの男の子たちが積み木で作った船「ぞうとライオン丸」でくじらとりに出かける心温まるストーリーです。
同じ年頃の主人公で題材がわかりやすいこともあり、子供も驚きや歓声を上げながら楽しんでいたようです。終わったあと「楽しかった!」と元気に話してくれるので嬉しくなります。

風の谷のビール

この後は、地下1階から2階、屋上まで行ったり来たりを繰り返しながら細かいところにまでこだわりを見つけては楽しみます。ねこバスの遊び場では、大きなねこバスに数人限定で、比較的長い時間遊べます。小学生以下だそうで、ちびっ子が思い思いの方法でねこバスと戯れます。みんながねこバスのてっぺんに登って遊んでいる間、子供は誰も居なくなったねこバスの中ででんぐり返しとかして遊んでいました。かなりのマイペースぶりです。

その他の展示物も大人から子供まで楽しめるものが多く、様々な人に愛されている理由がわかるような気がします。アトリエも実際に道具や展示物を触ったりすることができますし、描いたコンテ絵をみることもできるので、どのようにジブリ作品が作られていくのかを楽しむことができます。

トトロ

3時間近く「迷子」になっていろんなところに行きましたが、子供も終始走り回っていて楽しく遊んでいたようです。子供と来ることによって、じっくりと何かを観るという鑑賞方法はできませんが、その代わり大人同士では行かないようなところに行ったり、意外な発見があったりして十分楽しむことができます。

帰り道、子供は「今度は弟と一緒に来ようね」と言ってはにこりと笑っていて、親としては嬉しい限りです。比較的近いので、これからも足繁く通ってみたいと思える場所がまた一つ増えたと大満足な一日となりました。

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